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J2 2003シ−ズン 第41節 サガン鳥栖 VS アビスパ福岡
今年最後の九州ダービー。チーム状況は言うまでもなく雲泥の差があるのですが今年は全敗なだけに意地を見せてほしいところです。スタメンを見ると何気に鳥栖の左サイド山道とアビスパの右サイド宮崎が『こうへい対決』になってました。実力も公平であればよかったのですが何分宮崎の方に分があるようで…。
試合は前半、当然の如くボールは福岡が支配しました。ボランチから小気味よくトップやサイドの選手にボールが配給されてそこからの展開、受け渡しが非常にスムーズで、鳥栖は誰にマークをつけたら良いのか多少とまどっていた様子でした。特に鳥栖の左サイドはジュニーニョ、そして元気が前線から守備を行いますがまったくもって機能してませんでした。
しかも彼らの守備はマーク云々の問題以前であり、福岡の宮崎や川島のドリブルにあっさりかわされすぎでした。特に元気は体格の違いはあるにしてもことごとく川島に競り合いでつぶされていましたからね。私が鳥栖の監督をしていたならば試合後の反省会で元気に対して『もっと肉食え』って言ったかもしれません。
左サイドの周りの選手もドリブルで交わされる事はある程度は想定できるのでしょうが、しかしここまで交わされる事が多くなり、そしてそれが前提となると中央の選手が左サイドにカバーに行かないといけなくなるのでこれではバランス面で大きく狂いが生じてしまうのは仕方がないでしょう。
案の定(←1回目)、1失点目は左サイドでジュニーニョが川島に交わされて、そこにいるはずの山道もケアできずに(本来前線のジュニーニョが自陣でチェックにいかないといけない状況もあれですが)自陣奥深くからゴール前へ絶好のクロスボール。
右サイドの2列目からあがってくる福岡の古賀には誰もマークがつけずフリーで先制のヘディングを許してしまいました。ここまで完璧にやられたこの1点をみただけで今日は何点入るのやら…と先がおもいやられたものです。
ここでゴール前で古賀をフリーにしてしまったように、古川が怒濤の勢いであがってくる古賀とアレックスのマークにとまどいを見せていました。
二人のうちボールを持った選手についてディレイさせる方がよいのか、それともボールホルダーはボランチに任せて追い越す選手を追うべきなのか。
相手のカウンターが早すぎるのと、古川が多少上がり気味であったために戻りが遅れるのとで右サイドも福岡の支配を許してしまってました。ついに両サイド陥落です。
案の定(←2回目)、2点目は右サイドの古賀からクロスボールがゴール前にあがってフィジカルを生かして好ポジションをとった林にボレーシュートを許してしまいました。
これはクロスボールの質と林のテクニックを誉めるべきでしょうね。鳥栖の場合はセンタリングあげたと思ったら直接相手ゴールラインをわってしまいますからね…。
しかし、今回の試合は福岡の戦術として両サイドから崩してくることは容易に想定できたはずです。
守備時の対応を見てもこの2失点は試合前の準備段階で既に決まっていたようなものでした。
さて、攻撃面においてですが相変わらずのジュニーニョの球離れの悪さは前線では致命的でした。元気はクリスマスにはまだ早いのですが敵にボールをプレゼントしたりと精彩をかく場面も多く…。元気は両足でのサイドチェンジ等、いい場面を見せてくれたりもしたのですが自信を失っているかのようなプレイがかなり気になりました。
そんな中でも前半の最大のチャンスは福岡に1点とられてすぐ、古川の飛び出しにタイミングよくボールがでてゴール深く切り裂き、元気へマイナスのパス。元気がそのままゴールエリア手前のペナルティスポット付近からシュートを放ちましたがキーパーに抑えられてしまいました。どうも元気はペナルティスポット付近にトラウマでもあるみたいです(苦笑)
点を取られてすぐに追いつくまたとない絶好のチャンスを失ってしまったのが結果的には大きかったです。
後半に入ってからはジュニーニョに変わって大友が入ってからはこれが功を奏して鳥栖は攻めに転じました。スピ−ドのある大友がサイドを崩しはじめたことによってクロスも数本あがるようになってきました。
とは言ってもクロスをクリアされるたびに福岡のカウンターをくらってしまうのでいかんともしがたかったのですが。福岡もあせったのか大友のスピードについていけない川島に替えて大塚を投入。ちょっと消えつつあった宮崎を右サイドバックに下げました。
福岡は後半何度も決定的なチャンスはあったんですけどね〜。まったく決められませんでした。それが試合を多少なりともおもしろくした原因ではありました。
さて、後半20分くらいに服部が入ってからは鳴尾が空中戦で完璧に負けていた千代反田と藏田に競り勝つ場面も見えだしました。服部はさらに前線でかなり"うさんくさい"こけ方でファールを取りいい位置でフリーキックをもらってました。それにしても審判は服部の演技にだまされすぎです(笑)
さて、後半の最大のチャンスはゴール前でフリーキックをもらってから元気がシュートを狙わずにフリーの服部へクロス。ドフリーのヘディングはクロスバーの上…
アビスパシートで一緒に観戦してた友人が一言
「服部変わってねーなー(笑)」
そこまで言われたら私もだまってはいられません。
「服部はアビスパの時は、ばれんように関節系のファールばっかりしよったけど、いまはあからさまに打撃系のファールばっかりに変わったとぜ!」
とちゃんとフォローをしておきました。
さて、鳥栖の1点目は大友のコーナーキックからフリーの川前のヘディングでした。さすがお上手でした。しかし反撃の狼煙がちょっと遅かったですね〜。ゴールがもう少し早かったら…というところでした。
5失点をくらった試合のように情けない試合ではなかったのですが結局今年は福岡には全敗でした。
来年、福岡はこの調子でいったら昇格争いに加わりそうなので大物食いの鳥栖としても来年こそはと期待したいところですね。
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