|
J2 2004シ−ズン 第2節 サガン鳥栖 VS アビスパ福岡
前半終了10分前くらいにスタジアムに到着しました。到着するとすぐに鳥栖のコーナーキックのチャンスでした。
ところがそれをクリアされ、カウンターで福岡の古賀が左サイドをドリブルで上がっていきます。
鳥栖のDFは3人(しかもコーナーで上がっていない本来はDFではない選手)
対して福岡は右サイドで3人フリーになるなど局面の人数は3対5で圧倒的ピンチです。
ところが古賀の判断ミスでボールを持ちすぎて鳥栖がスライディングでボールをカット。
簡単に右サイドにはたかれたら怖かったのですが完全に助けられた形でした。
すると、逆に今度は鳥栖がカウンター。こちらも簡単に左サイドのフリーの選手に渡した方がよかったのですが逆サイドの羽畑へロングパス。羽畑には渡ったのですが、この時間で相手のDFが戻ってしまいチャンスを逸します。
スタジアム到着直後からお互いのまずい攻めを見てしまいました。
後半にはいっても鳥栖の攻撃のペースは上がりませんでした。
攻撃が凡庸であったポイントは、
・ 前線でキープできる人間がいない。
・ 両サイドの上がりを生かすパスがでない。
トップ下の伊藤がシャドーストライカー的に動き回り、飛び出していくタイプでパス出しを主体にする選手ではありません。
FWにくさびがはいって伊藤がボールを受けることが出来ないときは、ボランチの本橋が上がるタイミングまでFWがキープできればいいのですがFWのところでボールを奪われてしまう事が多々ありました。
すると、上がりかけていた両サイドをつけこまれて福岡が得意としているサイド攻撃の餌食にあってしまいます。
クロスがあがると絶対的な高さで太田に競り負けてしまいます。
非常に悪循環が目立つ試合でした。
動きの悪循環はまだしも、トラップミス、パスミス、クリアミス等々のミスがあまりにも多すぎて選手の動きがちぐはぐでした。
もっと確実にボールを回すところは回せたらいいのですが、トラップミスではボールを奪われ、パスミスは確実にリズムを狂わせ、クリアミス、特に3失点目の中村のミスは致命的でした。
中村はカバーリングを主体にやると思っていたのですが、ストッパーとラインで並んでしまってその裏をつかれたりという場面も度々ありました。ポジショニングを中途半端にせず、確実にカバーするためにストッパーと並ばずに最後尾に引いた形を保った方がいいと思ったのですが…。
すべての選手において良いときと悪いときの差がはっきりしていて、プレーの確実さがあがらないと戦術面が磨かれてもこれからも苦しい闘いが待っているのではないかと感じました。
今回はポイント的にはボランチの質の差がはっきりとした試合だったと思います。
前で、前でボールを奪いに来る米田とホベルト。鳥栖のカウンターをいい形で止めていました。
ホベルトは最初見たときは、あまりいい印象ではなかったのですが試合がすすむにつれて、つぶしにかかるタイミングの良さ、多少引き気味でしたがバランスの取り方、そしてボディバランスの良さが目立っていました。
前へのパスにミスが多かったのですが、通ればチャンスというパスも出していたので連携がよくなれば米田と共に驚異になるかもしれません。
対して、本橋と鈴木(村主)は確かにFWの動きの質に問題があったかもしれませんが、簡単に前にボールをさばけず、ボランチがボールをキープして相手のプレスを交わしてバックパスという非常にちぐはぐな場面も多く見られました。
本橋が前に上がれずに守備に追われていた時間もあったので攻撃への切り替えもなかなかできなかったような気もします。
とにかく開幕したばかりなので次節の甲府戦での活躍を期待したいと思います。
|