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Jリーグ Division2 2005シーズン
トレーニングマッチ サガン鳥栖 5 - 0 鹿児島実業 2005/2/23に宮之城町のかぐや姫グラウンドで行われたトレーニングマッチを見学にこちらの管理人様の弾丸ツアー参加者として行ってきた。朝四時半起床の眠気を吹き飛ばすくらいの試合を見たかったのだが…。残念ながら前日までキャンプで監督のフィジカル的な特訓が行われたらしく、チーム全体として疲れが残っているような雰囲気の試合であった。コンディションをこれから開幕まで上げていくのだろう。今日は試合開始から終了まで常に監督の怒号が響き渡る試合であった。 ◆メンバーと得点経過(チャンス過程)
今日は40分を3本の形式で行われた。左の図が最初の1本目と2本目の途中までの布陣。右の図が2本目の後半と3本目の布陣。3本目からは小石に替わって奈良崎が入った。ひとまず今日の試合の得点経過を下に記述する。 1点目は新居。スロ−インからのボールを繋いだ小石が新居にグラウンダーのパス。新居が切り込んでペナルティエリアの右斜め45度くらいから鮮やかなミドルシュートを決めた。 2点目は鈴木。落合からのロングフィードをゴール左でうけてループ気味にシュート。キーパーの手をはじいてボールはゴールの中に入った。 3点目は高林。右サイド深い位置でボールを保持していた鹿実のDFに対して高い位置から村主がプレス。プレスにあわてた鹿実のDFがミスパスをして阿部へ。阿部がドリブルでゴール前まであがってシュートを放つがキーパーが好セーブ。はじいたところを高林がつめてゴール。 4点目はPKで大実。PKをとったプレイは引いていた大実がボールを受けて、ペナルティアーク付近の選手(←失念)へパス。受け取るとすぐに大実を追い越してペナルティエリアに進入してきた村主へパス。キーパーと1対1になった村主が浮き球でキーパーを交わそうとしたところへキーパーの手があたって倒されてPKを取った。 5点目は大実。高林(?)から右サイドの阿部へロングパスが通る。コーナーフラグ付近で受けた阿部が背をむけたままヒールで鹿実DFの股を抜き、そのまま鮮やかに反転してDFをかわし中央へセンタリング。大実がしっかりとつめてゴールが決まった。筆者はビデオを撮っていた鹿実の高校生数人の隣で見ていたが、阿倍のプレーが筆者たちの目の前であり、そのフェイントに対して高校生から「うまい」という声があがった。反転のタイミングといい、あのかわし方は完璧。 実際の所、上記のように戦術的に完全に崩してからの得点はなかったような気がする。相手のミスからの得点や、公式戦では見たことのないような(←失礼!)鮮やかな個人技によるシュートによる得点であった。どちらかと言うと、惜しい場面の方がチームとして崩せた展開があった。その状況を図で紹介したいと思う。
今日の宮原は前線にボールをさばくよりもDFラインまで戻ってからボールを受けることが多かった。後ろでボールを受けた宮原が左サイドにあがってきた飯尾へパス。飯尾はオーバーラップしてきた山道へパス。この時、奈良崎が中央へ走ったためにMFとDFを一人ずつ連れて行った。そのスペースへ山道がボールを出し、そこには新居が走り込んでボールを受ける。センタリングのボールはゴール前に戻ってきたDFがクリアしてコーナーキックになったが、早めのパス交換とスペースを作る動きがよかった。
次はシュートまで至らなかった場面ではあるがカウンターが素早かった。ゴールライン際でボールを奪うビジュ。素早く前線にはっていた新居(…多分)にパスを送る。新居は中央やや右をあがってきた宮原にパス。宮原がDFの間を縫うようにきれいなスルーパスを送るが………鈴木が追いつかない。鈴木はこのパスを感じていなかったのか飛び出しがやや遅れ気味であった。足が速い選手ではないので動き出しが遅れると致命傷である。2点目に鮮やかなシュートを決めたが、それよりもこちらの方を追いついてせめてシュートまで持っていって欲しかった。 ◆全体+選手雑感 先ほども書いたが、選手にキャンプの疲れが見えてしかも相手が高校生ということでがむしゃらに勝ちに行くという感じの試合ではなかった。調整と確認の為のような試合。 1本目は鹿実の前からのプレスに窮屈になって苦し紛れに前線にロングフィードをする場面がちらほら。1本目が終わった後に監督とコーチが共に「ボールをつないでいこう」「むやみに前に蹴るな」「ボランチとDFは後ろで受けるな、相手の前に動いて受けろ」のようにプレスをかけられた時にもボールを失わないような注意を行っていた。 2本目の前半はちょっと全体が引き気味になっていた。DFからFWまで35mでの距離感を保って守備をするというのを心がけたのだと思う。この形になって鳥栖が引いてしまうと鹿実もなかなかチャンスを作り出す事ができなかった。そこでボールを奪ったら全体で押し上げるようなカウンター狙いの形が見えた。しかし…1本目と同じくパスの精度は悪し。ロングパスがことごとくラインをでたり、相手に渡ったりと効果的なパスはほとんどなし。 2本目の後半(選手がほぼ全員替わった後)はフレッシュな選手が入ったので運動量が増し、鹿実の方も疲れが見えたり控え組の選手もちらほら交代で出場しだしたのでボールをほぼ支配しはじめる。特にこのメンバーでの3本目はほとんど鳥栖ペースであった。 怒号は多かったものの、監督は「今日は絶対に点を取られるな。ゼロで抑えて終わろう」と言っていたので無失点で終わった点に関してはある程度は満足しているだろう。 気になった選手の雑感を書いておく。 ★鈴木 ★小石 ★一柳 ★飯尾 ★山道 ★阿部 ★村主 ★中林 ★高林 ★大実 ◆余談 ビデオを撮っていた高校生たちの隣に座って見ていたのだが、高校生たちの話がおもしろかった。 高校生A「おい、テープ切れのサインが出とるぜ」 高校生B「じゃ、あいつに頼んでくるよ」 と言って大声で他の子の名前を呼びテープを持ってきてもらうように頼む。すると… 高校生A「おい、あいつに頼んだら間違ってテーピング持ってくるっちゃねーや?」 筆者「笑」 あと、印象に残ったのは澄み渡る青い空とぽかぽか陽気。そしてかぐや姫グラウンドの芝生の緑の綺麗さであった。来年もキャンプが行われるようだったら是非一度来てこの素晴らしい環境を見ていただきたい。
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